このブログはベトナム株にフォーカスしていこうと思っています。
そもそもなんでベトナム株なの?という点ですが、まずは経済成長が見込まれるから、というのが理由のひとつです。
上記は大手コンサル会社のPWCの予測ですが、ベトナムは2050年に向けて年平均5.1%もの経済成長が見込まれます。後30年も5%成長が続くというのは驚異的だと思います。フィリピンもそこそこ伸びるので株式投資という意味では魅力的なのですが、いかんせん今のところ日本のネット証券でフィリピン株を扱っているところがありませんのでパスします。
次に人口ですが、ベトナムでは9000万を超える人口があり、かつ平均年齢も30歳程度と非常に若いです。日本は平均年齢もう46歳ということで、どう考えても国として詰んでいる気もしますが・・。若いというのは活力にあふれていますし、消費も活発でしょう。
2050年にはベトナムの人口は1億900万人となると推計されています。
このサイトによると、(ソースは不明ですが・・)2050年時点の人口ピラミッドの形も若い人が多い形で安定しています。いわゆる若い人が少なくて年寄りが多い日本のような逆三角形ではありません。
未来予測はだいたい外すものですが、人口予測というのは当たりやすいと言われています。今いる女性の数と女性1人あたりに生む赤ちゃんの数というのは当てやすいようです。上記の人口ピラミッドのような状況が2050年のベトナムとすれば、2050年時点でも若い人口が多く消費や投資も旺盛な社会になっているといえるでしょう。
2018年現在のASEAN諸国の一人当たりGDPを示します。
上記は外務省の資料です。2018年の日本の一人当たりGDPは39287米ドルなので、シンガポールとブルネイの間くらい、となります。シンガポールは圧倒的ですね。
ベトナムを見ると、なんとたったの2564ドルということで日本の10分の1以下となっています。ベトナムより下なのはカンボジアとミャンマーくらいです。
これをどう解釈するかは人次第ですが、私としては、「これからどんどんGDPが伸びる余地がある」と解釈します。そもそも発射台が低いからこそ伸びしろがあるのであり、そういう国や会社に投資してこそ莫大なリターンを得ることが出来ます。
さらにさらに、SBI証券では取り扱いベトナム株が300銘柄を超えているので、300もあれば1つくらい大化け株があるんじゃないかな~と思っています。選択肢が多いというのもベトナム株の魅力です。
まとめますと、ベトナムは今後伸びる、投資できるベトナム株はたくさんある、だから投資する!ということになります。
当然ベトナムと言う新興国にはリスクもあります。汚職であったり、財務数値も先進国企業と比べたら信頼性は低いでしょう。最大のリスクがインフレに伴うベトナムドンの通貨価値下落です。なのでいくら伸びしろがあるといっても、投資ポートフォリオの5%未満くらいの投資にとどめておくのが良いといえるでしょう。
私も投資ポートフォリオの5%未満、500万円くらいまでの投資にとどめておこうかなと思っています。とりあえず今は1銘柄、68万円だけ投資しています。
今はタックモー水力発電というところに投資しています。ベトナムは今後経済の伸びとともに電力需要が伸びると考えられ、ベトナムの電力・エネルギー市場に関する日本語資料も多いことから堅そうな電力株から投資していきたいと思っています。