不動産株 個別株分析

ビングループ(ベトナムで時価総額最大の会社)

投稿日:2020年2月28日 更新日:

今回はベトナム最大の時価総額を誇るビングループを分析します。この会社は時価総額1.7兆円と日本においても物凄い大企業といえます。事業内容は不動産・小売・IT・・・と何でも屋です。子会社もベトナムに上場してて、マンションデベロッパーのビンホームズやショッピングモール運営のビンコムリテールなどがあります。この2社については今後分析したいと思います。

ハノイにある超高層ビルもビングループが手掛けています。凄まじい勢いで成長するベトナムにあって、さらにすさまじい勢いで成長しています。

この会社はファム・ニャット・ブオン氏が1代で築き上げたコングロマリットで、しかもこの人はまだ51歳なのであと20年は第一線で活躍すると思います。バフェットは90歳でも現役ですのであと40年は活躍するのかな~と思います。当然ベトナムで一番のお金持ちです。ベトナム版孫正義といったところでしょうか。

さて下記が財務分析です。

  • 売上はこの10年で34倍と爆発益に伸びてる(2010年と2011年は資産売却で利益額が売上を上回っている・・・)しかし、売上ほどには利益の伸びは少ない。
  • バランスシートは負債が多い
  • キャッシュフローはこの2年は投資に凄まじい額が出ていっている
  • 配当は支払ったたり支払わない年があったりとバラバラ

私はキャッシュが安定して回っている会社が好きで、財務数値だけを見るとけっこう無理している感じがしますね。なので投資という意味ではパスかなと思います。ビナミルクやサイゴンビール、タックモーのほうが堅実です。

株価をみてみましょう。

この5年で5倍近くに上がってますが、2018年からは伸び悩んでますね。そりゃ利益が売上についていってませんし、中国の景気も悪くなっているのであまり買われないのかなと思います。

配当利率は私の計算では0.4%でした。。PERは私の計算だと50倍ですがinvesting.comは72倍としています。

時価総額1兆7千億の会社でPERがここまで高いのは、超優良アメリカ株くらいじゃないですかね?いくらベトナムの国の成長率が高いといってもリスクリターンを考えたらあまりに株価も割高な気もします。もちろんこれからもさらに成長して時価総額10兆円とかになるかもしれませんが・・・

アメリカの有名なゴルファーが私は池越えのショットは狙わずに、刻む。ゴルフでは慎重さが大事だと思っている」と言ってました。投資もその通りだと思います。投資ではなにも世界一の実績を上げる必要はなく、コツコツと資産を増やしていけばいいので、あまりに割高な株に手をだす必要はないかな~と思いますね。

ベトナムにおける時価総額最大の会社は、伸びはすごいけど、多角化しすぎて事業の将来性が分からないし、株価も割高なのでとりあえず買わずに様子見でいいかなと思います。

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