個別株分析 電力・エネルギー株

ナム―水力発電(ベトナム高配当株)

投稿日:2020年3月8日 更新日:

今回はナム―水力発電を分析します。

過去の記事でも記載してますが、水力発電というのはダムさえ作ってしまえばあとは水を流すだけで電気を作れるので、コストが安いです。減価償却が終わった水力発電所はコスト安で高い収益を期待できます。さらにベトナムでは電力料金がどんどん上がっていますので、水力発電からの売電価格が上がればそれだけ収益も増すということになります。

ベトナムには水力発電株がいくつか上場しており、今回取り上げるナム―水力発電はそのうちのひとつです。

発電所自体は小型で12メガワットの出力があります。以前紹介したタックモー水力発電の20分の1程度となります。水力発電所の場所はベトナム北部のバククアンというところにあります。

財務情報をまとめました。

  • 売上は順調に右肩上がり。純利益は2017年以来横這いだが、純利益率は25%程度と非常に高い
  • バランスシートは負債が少なく非常に健全である。
  • キャッシュフローは、営業キャッシュフローが年々順調に伸びている。投資キャッシュフローはほとんど出ておらず、魅力的なキャッシュフローとなっている。
  • 配当金は近年は右肩上がりで順調に増えている。

以上のように財務的には全く文句ありません。

株価はこちらです。

これを見ると2012年に買っておけば、今は10倍になっていることがわかります。インフレを除いても相当の値上がりです。インフラ株は安定配当だけが取り柄ではありますが、新興国のインフラ株だと夢を見せてくれます。

今のPERは10.9倍、配当利率は7.84%と、割安&高配当といえます。

ただ・・割と小規模な水力発電所ということで、会社規模も小さく、時価総額は21億円くらいしかないので、株の流動性があるかな、、というのが心配です。超長期投資するのなら特に問題無いと思いますが。。

余談ですが、水力発電ということで渇水などのリスクもあり、私はタックモー水力発電を買った後はベトナムの天気をよく見るようになりました(笑)

というわけで今回はベトナム水力発電株の中ではおそらく最小規模のナム―水力発電を分析しました。買ってもいいですけど、株の流動性が心配かな、というくらいです。

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