投資戦略

バフェットの手紙を読むとビジネスモデルの重要性を再認識した

投稿日:2020年3月29日 更新日:

この週末は特にやることもなく、子供の相手をしつつ本を読んだりしていました。ふと今年のバークシャーハサウェイ社のバフェットからの手紙をまだ読んでないな、と思いサーっと読んでみました。

バフェットというのは、投資の神様であるウォーレン・バフェットのことで世界の10本の指に入る大富豪です。世界的な大富豪というのはゼロから起こした事業で富を得るというのが良くあるパターンですが、バフェットの場合は基本的に株式投資のみで巨大な富を得たという稀有なパターンです。保険のフロートを使って上手くレバレッジをかけた投資をした・・・というのが実態ですが、半世紀以上も成功し続けるというのはやはり神の領域だと思います。

その投資の神様が毎年1回「株主への手紙」を発行しているので、投資をしている人は必須の文書でしょう。英語読めない人でも誰かが日本語にしてくれていると思いますので、探してぜひ読んでみてください。

今年の手紙にもいろいろ書いてましたが、「内部留保の重要性」というトピックが個人的に目を引きました。

良い投資先の定義はいろいろあり、例えば、高配当株というのは一般的には良い投資先といわれています。ただしバフェットの手紙によると、良い投資先というのは利益を配当で吐き出してしまうのではなく、利益を会社内に貯めておいて事業投資をすることで高成長を実現する会社である、と述べています。これはその通りだと思います。

ただし多くの凡庸な企業の場合は、「うまく行くから事業投資に回します!」と投資した挙句、全然儲からずに撤退・・・ということがよくあります。無駄な投資するくらいなら配当してくれよ・・・ということで高配当のほうが投資成績がいいという研究もあるようです。

じゃあ余った利益を配当として投資家に還元するより、事業に再投資したほうが良い会社ってどんな会社?というと「ビジネスモデルが優れている会社」という事になるかと思います。つまり競合他社がまねできない何等かの優位性があるので、事業に再投資すると確実に高いリターンを得られる、こんな会社であれば、余った利益を配当ではなく事業再投資に回してもらった方が、投資家は長期的に高いリターンを得られるのかなと思います。優位性が無い事業に投資しても長い目でみたら競合企業と食い合いになり結局利益はゼロということになります。それなら配当として投資家に返してくれた方がいいよということになります。

具体的にどんなビジネスモデルが優れているのか?というと以前こんな記事を書きましたのでこちらを参考にしてください。

ここで頭によぎったのはREITです。REITは不動産からの賃料のほとんどを配当として投資家に還元します。余った利益を再投資して成長するということは出来ません。REITのリターンに関する研究を読んだことがありますが、一般的に利益のほぼすべてを配当に回したREITの投資成績が最も良く、ルール上許される範囲内で利益を会社に残しているREITの投資成績は悪いようです。つまり長期的には不動産投資というのは競争優位が無いビジネスモデルだから、利益を内部留保して再投資に回すよりも投資家に全部還元したほうが成績が良い、ということかと思います。身もふたもない話ですが・・・。

つまり言いたいのはREIT投資は高い配当を得られる投資ではあるものの、高成長株ほどの高いリターンが得られる投資先ではないということです。個人的には、株式投資の醍醐味というのは、「若いときになるべく投資をして10倍50倍100倍に増やして人生の一発逆転を果たす」ということだと考えています。なので株でアーリーリタイアとか言っている人が投資すべきなのはREITではなく、ビジネスモデルが優れた会社の株、特に今後の高成長が期待できる中小成長株かな~という思いを新たにしました。REIT買うとしてもNISA枠が中途半端に余った、という場合にちょろっと買うくらいかなと思います。

とはいえ、高配当も悪くはありません。私の場合は、(今は1億円切っていますが、、涙)1億円のうち半分くらいを高配当株にして残り半分を引き続き高成長中小株に投資しています。高配当株からの配当が定期的に入ってくるので、コロナショックで安くなった株を拾うことが出来ます。相場が大幅に下がったときに、貴重なキャッシュを供給してくれるという意味で高配当株も悪くはないな、と思っています。

現時点で私の戦略は「日本の中小株でホームランを狙う」「1億円かせぐたびに、半分を高配当株にしておく」「配当金と給料をひたすら日本の中小株に再投資する」これを繰り返そうと思っています。日本の大手企業勤務ということでコロナショックでも給料はほぼ間違いなく減ら無さそうですし、投資している高配当株も超安定アメリカ株ということで多分配当は維持してくれるでしょう。バフェットの手紙を読んで、「これからは給料と配当を、ビジネスモデルが優れた日本の中小株に投資しよう」と決意を新たにしました。

でもせっかくベトナム株の株をやっているので、すこしはベトナム株にも投資しようとおもいます。次の投資先はビナミルクかな~と思いますね。ベトナムでもコロナ騒ぎが広がっているようで、6月くらいまでジッと待ってようと思います。

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