教養

日本経済がダメなのはサラリーマン社長のせいもある

投稿日:2020年7月28日 更新日:

日本のGDPは2000年にはいってからほぼ成長しておらず、他国と比べても悲惨な状況となっています。

なんでこんなことになってるのかな~と思い、下記の本を読んでみました。その名も「貧困国ニッポン ますます転落する国でどう生きるか」と救いのない題名となっております(笑)

色々書いてあったのですが、個人的に共感するところが多かったのは「サラリーマン社長が会社のかじ取りしても、業績がよくならない。なので日本経済全体が沈んでいる」というものです。私も、新卒入社の人間が出世していき社長となるいわゆる「日本の伝統的大企業」にいるのですが、まあ業績は上がらないですし、株価を上げる気もありません。そりゃ日本企業を率いるにあたり、「ダメ社員をクビにできない」という圧倒的なハンデを負っているとはいえ、それでも日本の古き良き伝統的大企業の業績が伸びないというか、やる気の無さには目を覆うばかりとなっています。なので私は投資しませんが。ツイッターではJapanese Traditional Company (JTC)というくくりで、disられていますね。

サラリーマン社長の特徴を考えましょう。基本的には上のいうことにYESマンであり、自分で深く物事を考えて必要な措置を断行するというよりは、会社というコミュニティの空気を読んでうまく立ち回ることで出世していきます。あとは社内営業、社内ゴルフなどに忙しいのでまともに勉強する時間がなく、業務への関心・知識が極めて薄いという特徴があります。年功序列&減点主義なので、何もチャレンジしないことが正解となります。得意技としてはパワーポイントやワードのてにをは、注釈の位置、文字大きさ、グラフの色、といった評論を行うことです。

社内資料はともかく、業務への関心知識が薄いというのは致命的です。現場の人間がいくら説明しても「良くわからない」と役員に言われ資料を訂正しなおして、疲弊してあほらしくなり実力者は転職する・・・というのがいまの日本の大企業の現状となります。

つまりトップに立ってはいけない人間がトップにいるのが今の日本の経済界であり、経済成長をしろというほうが無理ということになります。

まあ多分日本人としてはこの現実を気付いているのでしょうけど、どうしようもありません。橘玲の主張のように、結局日本というのは近代のふりをした身分社会であり、日本の伝統的大企業では「新卒でたまたま入った人」が高い身分にあります。その身分からしかトップに行きません。あとは業績が評価されず年功序列なので結局「失敗しない」「チャレンジしない」「空気を読むことに長けている」このような人間が出来上がってしまいます。この中からトップを選抜するシステムというのが今の日本の経済界の在り方です。

どう考えても日本はますます貧乏になる以外ないですね。

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