IT・通信株

FPT ベトナム最大のIT企業

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今回は初のIT株ということでFPTを取り上げてみようと思います。

FPTはベトナムで最大手のIT企業で、IoT, DX, クラウド、ブロックチェーン、、様々なITサービスを提供しています。1988年に13名で創業しましたが、今はベトナム一のIT企業に成長しました。政府向けITサービス、マレーシア国営ペトロナスへのITシステム納入、アメリカ・日本進出など、顧客層・エリアを拡大していっています。また2018年にはドイツの電力大手のInnogyとも大型契約を締結しSAPを駆使したITサービスを提供しているようで、そこそこの技術力はありそうです。

2019年におけるベトナム国内と国外都の売上比率は下記の通り41%が海外となっています。海外向けの売上は年々増えています。

さらに海外の中でも日本の比重が高くなっています。日韓中で海外売上の48%を稼いでいます。日本でも年々プレゼンスが上がっています。

日本の比重が高いことが理由なのか、FPTの取締役には日本人も居ます。濱口氏はNTTデータの元社長で、JR東日本といった大企業の取締役をしている財界の大物です。

FPTジャパンの評判を転職サイトでいろいろ調べてみたのですが「人件費が安い」「けど品質がいまいち」みたいな書き込みがありました。。とはいえ品質はそのうち上がってくるでしょうし、成長はするであろう、というコメントも多数ありましたので、問題ないのかなと思っています。

では財務数値を確認してみます。

  • 売上と利益は右肩上がり。2018年からガクッと売上が下がっているが、これはFPT RetailとSynnex FPTが連結対象から外れたためで、like-for-likeベースでは売上利益は右肩上がりである。子会社を切り離してから利益率も上がっている。
  • バランスシートの自己資本比率は50%程度でまあ健全といえる。
  • キャッシュフローは、営業CFは毎年キッチリ稼いでいる。投資CFが嵩んでいる
  • 配当金の支払いは2017年を除くと右肩上がりとなっている。
  • ただ一株利益は徐々に下がっている。株式分割などをしているためである。

 

株価は下記のような感じです。

基本右肩上がりですね。10年前に投資したら5倍くらいにはなっています。

配当利率は私の計算だと3.85%で、PERは11.7倍となっています。ベトナム株らしく割安圏内にいますね(笑)ROEはこの5年だとだいたい20%前後です。

ベトナムの10年長期金利は2.8%程度ですので配当が3%超えていたら御の字なのかなあと思いますが・・・・・。

FPTは大手企業らしく英語のアニュアルレポートもしっかり作りこんでおり、結構情報はあるのですが、これと言ってなにが強みなのか分かりません。やはりベトナムの安い人件費を活かしたIT機能のオフショア化なのかなあと思います。とはいえ今後ベトナム国内におけるIT整備も進むでしょうし、売上利益は順調に伸びるのかなと思います。ベトナムのIT株持っておきたいな~という人は持っておいてもいいかもしれません。

 

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